世界最後の詩 ――――我等は神話を紡ぐ者なり

昨日は久しぶりに、友人宅へ泊まりに行ってました。
昼に友人x2と三人で遊び、昼飯を食べ、次の日もまた同じ約束を取り付けて、1人と別れました。
それからもう1人の友人宅へお邪魔し、色々話したりゲームやったりと、とっても楽しい一日でした(^^






その時は誰も、次の日にあんなに悲惨な出来事が起きるとは夢にも思わなかったのです。






翌日、私は7時と、割と早い時間に目が醒めました。
前日寝たのがそんなに遅くなかったのと、何より自分の家じゃないので落ち着けなかった為でしょかね。
見ると友人は未だ就寝中。
私も二度寝しよかとも考えましたが、どうもそんな気になれず、暫く座ってぼーっとしてました。
目を覚ましたいので洗面所を借りようにも、まだ起きる気配はナシ。
部屋を出て目の前に洗面所があるので、まあ良いだろうって事で勝手に借りちまいました。
やっとキッチリと目が醒め、眼鏡拭いてました。と、誰か来たよう。
あれ?あいつ起きたんかな?と思ったら、その友人の妹さんでした。しかも結構可愛い(*´ω`)
軽く挨拶し、朝から女の子の顔見れて今日は良い日んなりそうだとか、更に寝間着姿だったしとか、しかもちょい寝惚け顔だったし、・・・
とか軽く浸りながら友人の自室に戻りました。


それから一人でTV見て、おー荒川、金取ったんかー。とか思ってると、友人がやっと起床。
時間は9時。
それからもまったりTV鑑賞してたんだけども、昨日の友人と遊ぶ約束をしていた時間が10時だったので、そろそろ連絡来るだろうと思ってました。


ちょと紛らわしいので、泊まった方の友人をA、もう一人をBとしておきますね。


ほどなくBからメールが。「今日の昼はお好み焼き食いたい!でも金ねーから俺らで作るべ!」
という内容。私もAも異論はなし。自分らで作るってのが面白そうだったしね。
一番簡単に準備整えられそうだったのがAだったので、開催場所はA宅に。
その後、買い出しの為最寄りのスーパーで合流しました。
経費削減の為、各自家から材料を持ち寄る予定なので、買い出しもすぐに終了。
スーパーからAの家までに、私の家もBの家もあるので、無駄がありませんのです。


そのまま無事A宅に着くと、時間はもう12時になろうとしてました。
時間もちょうど良いし、すぐ始めてしまう事に。
材料を切るのに多少手間取りましたが、それを終えると後は手際良く進んでいき、程なく準備完了。



と、ここで全ての準備が整ったのに、突然私はとてつもない違和感に襲われました。
しかし、一体何が足りないんだ?と見回してみても、何も足りない物はないのです。
2つのボウル一杯に切られたキャベツ。お好み焼き粉一袋。その他様々な具、具、具。
この中で何かが足りないとしたら、それは、そう・・・・・・。






                              人数。






ここに居るのは三人。ここに有る材料は少なく見積もっても、十数人前。
そういえば買い出しの最中、やたらAとBが「100枚食うwww」だとか「一袋全部食うべwww」だとか小学生みたいな事言ってました。
もちろんその時点で私は、軽い冗談だと思って普通に流してました。
しかし、それを冗談と決めつける事がそもそもの間違いでした。
そう。






                        AとBはバカだったのです。






                                                〜後編へ〜